1つのコンセプトを貫いたScanSnapの開発者たち
~お客様に支えられて20年~

ScanSnapの製品ラインナップ(一部)

「11年連続シェアNo.1」──この輝かしい栄誉を手にしたPFUのスキャナー注1
シェアNo.1に大きく貢献しているのがScanSnapである。そのScanSnapが誕生して今年で20年。累計の出荷台数は600万台を超える注2

この節目を機に、開発に携わっているメンバーに、ScanSnapの過去、現在、そして未来について語ってもらった。年齢も経験年数も異なる彼らだが、そこには、“カンタン・スピーディー・コンパクト”というコンセプトを愚直に貫き、守りぬいてきた姿があった。

注1:BCN AWARD 2021より。https://www.bcnaward.jp/award/section/detail/contents_type=246
注2:2001年7月から2021年6月末までのPFUからの販売台数(PFU調べ)

ScanSnap誕生に秘められた苦い経験

まずは、ScanSnapの過去をひも解く。

ScanSnap誕生の経緯やコンセプトが生まれた背景を知るために、時計の針を23年前に戻してみる。なぜ23年前かというと、実は、ScanSnap誕生の3年前に先代モデルともいうべき「Pragma(プラグマ)」というモデルがすでに発売されていたからである。

しかし、残念なことにこのモデルはお客様の十分な評価を得ることができなかった。その理由を、イメージプロダクト事業部 第二技術部 若浦 具視部長に聞いた。

プラグマを前に、ScanSnapの誕生の経緯について語る若浦部長

Pragma(プラグマ)を前に、ScanSnapの誕生の経緯について語る若浦部長

ScanSnapのコンセプトが生まれた瞬間

――Pragmaとは、どんな特徴をもったモデルだったのですか?
若浦お客様の多様なニーズに応えるべく、機能に合わせてボタンの数を多くしたり、詳細な設定が可能なドライバを搭載した個人向けスキャナーです。当時の業務用スキャナーの開発で培った経験やノウハウを結集して世に送り出した自信作でした。

――それが、なぜ不評だったのですか?
若浦利用者目線で調査してわかったことは、「多機能すぎて逆に使いにくい」という意外な結果でした。お客様はもっとシンプルなものを求めていたのです。そこで、“できるだけ簡単” にこだわった設計・開発に舵を切りました。そのこだわりを形にしたのが、初代のScanSnapというわけです。

――その誕生が20年前だったということですね?
若浦はい。その時提案したコンセプトである“カンタン・スピーディー・コンパクト”がお客様に受け入れられて、それが今日まで引き継がれています。

20年前に誕生した初代のScanSnap

20年前に誕生した初代のScanSnap

コンセプトを形にすることの難しさ

“カンタン・スピーディー・コンパクト”と聞くと耳ざわりは良いが、そのコンセプトを実現するのは容易なことではないはずだ。ここでは、松本 寛史さん(同 第二技術部)と米村 茂マネージャ(同 第一技術部)にも加わってもらい、開発で苦労した点について話を聞いた。

――“カンタン”というコンセプトを実現するうえで苦労した点はどこですか?
若浦ワンプッシュですべてを完結させるという点です。

ScanSnapで設定できる項目は多岐に渡ります。解像度、カラー/モノクロ、サイズ等。その設定の組合せはお客様のニーズの数だけあります。
お客様が期待する画像出力結果をワンプッシュで最適なものにするには、原稿の種類やニーズに合わせた読み取り設定や保存の設定を考慮する必要があります。例えば、カラーの原稿が読み込まれた時は、お客様は当然カラーでの保存を期待するはずです。また、情報を正確に読み取りたい名刺と、データ容量を優先したいA4の原稿では解像度も変える必要があります。そうした、お客様のニーズの組合せを何度も試行し、ワンプッシュで完結させるという“カンタン”を実現しました。

――“スピーディー”というコンセプトのこだわりは何ですか?
松本ScanSnapでは、“スピーディー”を局所的な範囲でとらえていないという点です。

個人向けスキャナーの場合、スキャンした画像をすぐに確認したいというニーズがあります。それはお客様の目的がスキャンすることではなく、その後のデータ活用にあるからです。ですから、スキャン速度そのものの追求はもちろん、カバーを開けてから使えるようになるまでの起動時間、スキャン後のファイル作成が完了するまでの時間も含めた全体の時間を短くすることが、“スピーディー”の大切な点だと考えています。

このように、カタログスペックだけでは評価できないところにもこだわってきました。そのために、我々が担当するハードウェアやファームウェアだけではなく、ソフトウェアの開発担当とも連携し一体となって進めてきました。その想い、やり方はこれからも変わりません。

カタログだけではわからないスピーディーもあると語る松本さん

カタログだけではわからない“スピーディー”もあると語る松本さん

――“コンパクト”というコンセプトについてはどうですか?
米村2011年に提供したS1100という世界最小クラスのモバイルスキャナーがあります。このモデルは持ち運びを優先し、ビジネスバッグに入るサイズ(折り畳み傘の大きさ)と重さ(350g)を実現しました。

S1100を手にしてコンパクトのこだわりについて語る米村マネージャ

S1100を手にして“コンパクト”のこだわりについて語る米村マネージャ

この開発では、すべての部品において「薄い」「軽い」「小さい」を限界まで追求し、1点1点のグラム数を測りながら改良を重ねました。
当然ながら、重さは個々の部品の積算になるので、基板のチップ数をどれだけ少なくできるかという点も大きな課題でした。できそうにないことでも、諦めずにどうすればできるかを繰り返しました。
“コンパクト”にこだわった結果、従来の実装技術のルールを一部改訂することもありました。

ScanSnapの今

続いては、ScanSnapの今を覗いてみる。

全世界がニューノーマルな働き方にシフトしている。こうした流れの中、ScanSnapもテレワーク環境下での情報共有を加速させるための対応に加えて、市場ニーズをいち早くとらえた取り組みを始動してきた。
取り組みの内容とともに、ScanSnapに対する想いについて開発者に話を聞いた。

話を聞いた開発者のみなさん

話を聞いた開発者のみなさん(左から川縁さん、織田さん、池岡さん、前田さん)

シンプルだが可能性無限大のメール送信機能

まず、話を聞いたのは、タッチパネル搭載のScanSnapから直接スキャンデータをメールで送信できる機能の開発に関わった、イメージプロダクト事業部 ソフトウェア開発部 織田 哲男さんである。

――この機能の特徴を教えてください。
織田紙のようなアナログのデータを第三者に手軽に渡すには、いったんデジタル化してそれをメールで送信するというのが一般的です。そのためには、スキャナーのほかに、PCとメールソフトを用意してファイルを添付して送るというプロセスが介在します。今回の機能はScanSnapで紙をスキャンしたらそのまま指定した相手にメールで送るというものです。あらかじめ送信先を設定しておく必要はありますが、ワンプッシュで完結します。PCも不要です。

ScanSnapのカンタンさを損なわないメール送信について話す織田さん

ScanSnapの“カンタンさ”を損なわないメール送信について話す織田さん

――そのアイデアはどこから生まれたのですか?
織田ScanSnapでは、以前から、スキャンしたデータをワンプッシュでクラウドに保存する「ScanSnap Cloud」を提供していました。クラウドに保存されたデータは別のクラウドサービスとの連携や、他デバイスとの共有ができることから、この仕組みを利用すればメール送信もできて、お客様の利便性も向上するのでは?というのが発端です。

――この機能を使えばどんなことができるのですか?
織田紙に書いた手書きのメモや図、または印刷した原稿に赤入れしたものなどを、指定した相手先に直接送信できます。また、メール連携機能をもつサービスと組み合わせることで、活用の幅がさらに広がります。例えば、手書きのデータをTeamsのトークチャネルに送信したり、インターネットFAXサービスと連携することで、スキャンするだけで相手先のFAXへ紙書類を送信することもできます。メール送信というレガシーなインターフェースであるがゆえに使い方の可能性も広がると思っています。

――開発で最も苦労した点を教えてください。
織田メールでは誤送信が常に問題になります。一般には、送信先の確認フェーズを強調することで回避しますが、それだと、“ワンプッシュで手軽に”というScanSnapのポリシーが損なわれます。その意味で、“使いやすさ”と“セキュア”の折り合いをどうつけるかというところで苦労しました。
ScanSnapのシンプルさを維持しつつ、安全性も担保するための最適なフィードバックはどうあるべきか?といった検討を重ね、最終的に、お客様が指定した内容を確認するだけの画面を自然な形で表示することにしました。

私は、開発者であると同時にScanSnapの一ユーザーでもあるので、開発の際は、極力ユーザーの思考に切り替えることを心がけています。今回の画面設計においてはその視点がプラスになったと思っています。

教育現場でもっとScanSnapを活用していただくために

GIGAスクール構想が加速し、オンライン教育などICT導入が進んでいる。そうした中、PFUでは教育現場における紙のデータ化と活用を支援する取り組みもいち早く行っている。

ここでは、Wi-Fi搭載のScanSnapとChromebookとの連携を可能にした「Chromebook対応アプリ」の特徴や開発背景について、イメージプロダクト事業部 ソフトウェア開発部 池岡 政輝さんに話を聞いた。

――今回の開発の背景を教えてください。
池岡日本ではGIGAスクール構想の推進を受け、Chromebook(Googleが開発したChrome OSを搭載したノートPC)の導入が急速に進んでいます。その一方で、教育現場ではプリント資材や教材といった、紙をベースとした情報のやり取りの機会が多いという実態があります。

私たちは、ScanSnapの手軽さ(ワンプッシュで紙をデータ化する)とChromebookを連携させることで、教育現場におけるより効果的な情報活用を支援したいという想いから、ScanSnapのAndroidアプリ注3をChromebookでも対応するようにスピード感をもって開発を進めました。
これにより、ScanSnapで読み込んだ資料を直接Chromebookに保存できます。用途の一例としては、生徒が紙に書いたプリントを先生やほかの生徒と共有することができます。

今回の「Chromebook対応」の背景には、教育現場においてScanSnapに慣れ親しんでいただくとともに、先生、生徒、そして親御さんも含めたコミュニケーションツールにしたいという想いがベースにあります。

注3:ScanSnap Connect Application。スマートデバイスから、Wi-Fiを使用してイメージデータを受信できるアプリケーション。https://scansnap.fujitsu.com/jp/feature/ssca-2.html

Chromebookを手に、ScanSnapとの連携について話す池岡さん

Chromebookを手に、ScanSnapとの連携について話す池岡さん

――Chromebook対応で苦労した点はどこですか?
池岡AndroidアプリをChromebookでも違和感なく使えるようにした点ですね。

ベースのOSは同じなのですが、画面の表示周りを中心に新たな作り込みが必要になり、単純な非互換対応というものではありませんでした。
例えば、Chromebookはマルチウィンドウで動くPCなので、AndroidアプリをChromebookの画面仕様に合わせて対応させる必要がありました。具体的には、画面右上にある閉じるボタン(×)への対応や、ウィンドウの大きさを変えた時にレイアウトが崩れないように調整した点です。

こういった開発内部のことは、対応して当たり前であり、しかもお客様には見えない部分ですが、実は最も苦労した点でもあります。お客様に快適にかつ自然に使ってもらうことを優先して、開発に臨みました。

画面右上の閉じるボタンへの対応(Chromebook対応)

画面右上の閉じるボタンへの対応(Chromebook対応)

ScanSnapが愛され続ける理由

ある時は市場のニーズを先取りし、ある時は世界に視野を広げて動向をキャッチしながら進化をとげてきたScanSnap。

フラッグシップモデルのScanSnap iX1600とハイスピードモデルのScanSnap iX1400

フラッグシップモデルのScanSnap iX1600(左)とハイスピードモデルのScanSnap iX1400(右)

こうした取り組みと姿勢が評価されて、11年連続シェアNo.1を維持している。

11年連続でスキャナー部門最優秀賞を受賞

11年連続でスキャナー部門最優秀賞(年間販売台数シェア No.1)を受賞

こうした事実を開発者自身はどう受け止めているのだろうか。
イメージプロダクト事業部 先進技術開発部 川縁 雅担当部長と、同ソフトウェア開発部の前田 梨早さんに話を聞いた。

――シェアNo.1を維持し続けている理由は何だと思いますか?
川縁“カンタン・スピーディー・コンパクト”というコンセプトの下で、お客様とともにScanSnapブランドを築き上げてきたことが大きいと思います。

最初はたった1人のお客様から始まり、その後、コンセプトに共感したファンが増え、コミュニティが形成されたことで多くの声が集まるようになりました。その声を参考に機能追加や性能向上を繰り返し、進化させ続けてきたことが今につながっているのだと思います。
その意味で、ScanSnapはお客様によって進化させていただいているのです。

ScanSnapはお客様と歩んできたと話す川縁担当部長

ScanSnapはお客様と歩んできたと話す川縁担当部長

前田“誰にでも・わかりやすく”にこだわり続けてきたことに尽きると思います。

ScanSnapのお客様は年齢層も幅広くITスキルも様々ですが、共通して評価いただいている点があります。それは、「様々な書類をワンタッチですばやく電子化できる」、「PCに接続したらすぐに使える」という点です。この2つは、まさにScanSnapの“カンタン”を象徴する要素だと思っています。
こうした、最もシンプルで当たり前と思われるところをしっかりと対応してきたことが、11年連続シェアNo.1という形に表れているのではないでしょうか。

誰にでも・わかりやすく、にこだわることの大切さを話す前田さん

“誰にでも・わかりやすく”にこだわることの大切さを話す前田さん

新しいワクワクを提供したい

最後は、「ScanSnapの未来」という視点で、イメージプロダクト事業部 ソフトウェア開発部 山崎 友宏担当部長に話を聞いた。

ScanSnapの未来について語る山崎担当部長

ScanSnapの未来について語る山崎担当部長

新たな次元への進化にチャレンジ

コンセプトを守りつつ、進化の歩みを止めないScanSnapは、すでに次のステージに向けた挑戦も始めている。その1つがAI技術の活用である。

お客様にとって、これまでと何が違い、どんなことができるようになるのだろうか。

――AI技術の活用で何が変わりますか?
山崎まずは自動化処理における精度向上です。

ScanSnapが提供している自動化処理には、画像処理、原稿種の識別、OCR(文字認識)、向き補正、白紙削除などがあります。現状もお客様から高評価をいただいていますが、ルールベースの処理が中心だった従来技術に加えて、AI技術(学習型の技術)を活用することで、それぞれの処理の精度向上が期待できます。これにより、スキャン後のお客様の確認・編集作業の手間をさらに減らすことができると思っています。

――他にAI技術の活用で変わることはありますか?
山崎これまでは、手書きの原稿やテキストを含まない写真を読み込んだ時に、期待した結果にならないこともありました。AI技術の活用により手書き文字を学習させることで、手書きされた文字をScanSnapが正しく抽出してテキスト化することができるようになります。同様に人の顔を学習させることで、写真から人や物体を識別することも可能になります。

このように、ScanSnapにおける自動化処理の対象の幅も広がると考えています。

――AI技術の活用に関して他には何かありますか?
山崎もう1つのポイントは、「機能のパーソナライズ」という考え方です。

例えば、現状、ScanSnapではファイル名の自動生成機能を提供しています。これは、原稿中に記載されている日付と原稿のタイトルを手掛かりに、ファイル名を自動的に生成するものです。ただ、ファイル名についてはお客様の好みや組織のルールによって異なり、共通の正解があるものではありません。
AI技術によって、お客様の普段のスキャン操作をScanSnapが学習し、その人や場面に合わせたファイル名を自動生成することも現実的になってきました。
ファイル名の自動生成機能に限らず、お客様に合わせた「機能のパーソナライズ」が、これからは重要だと考えています。

山崎担当部長は、「AI技術の活用においては、自分たちの技術だけに固執することなく、他の領域の技術との連携、場合によっては公開技術をうまく利用して自分たちの製品に取り込んでいくことが重要だ」と話す。

“カンタン”というコンセプトにゴールはない

20年間守り続けてきたコンセプトの1つである“カンタン”。
これまでの取り組みで追求され尽くされた感もあるが、山崎担当部長はどのように思っているのだろうか。

――これからの“カンタン”に求められることは何だと思いますか?
山崎ScanSnapは“カンタン”を追求してきました。ただ、“カンタン”にゴールはないと思っています。

我々の生活環境はどんどん変化し、便利になっています。ScanSnapも利用形態がUSBからWi-Fi、そしてクラウドといった形でお客様の環境に合わせて進化してきました。言い換えると、“カンタン”も環境に合わせて進化してきたといえます。
今後も技術は急速に進歩します。AIに限った話ではないですが、新しい技術によって“カンタン”の従来の枠組みが一気に変わってしまう可能性もあります。いずれにせよ、世の中の生活環境や新しい技術の変化を的確にとらえて、いまの最善の“カンタン”をスピーディーに提供していくことが大切だと考えています。

変化に合わせた最善のカンタンを提供していくことが大切と語る山崎担当部長

変化に合わせた最善の“カンタン”を提供していくことが大切と語る山崎担当部長

20年後のScanSnapを想い描いて

ScanSnapの過去、現在、未来について開発者に話を聞いた。
彼らの口から共通して出てくる言葉は、“カンタン・スピーディー・コンパクト”というコンセプトと、それに対する強いこだわりであった。この、シンプルで、ごくありふれた言葉を大切に守り続けてきた彼らの横顔には、11年連続シェアNo.1という気負いは感じられない。いたって自然体であった。

誕生から常に進化を続けるScanSnap。その進化を支えてきたのはもちろん開発者だけではない。ScanSnapの20年は、貴重な声を届けてくれたお客様やアンバサダーの皆様、パートナー様の20年でもあるのだ。
ScanSnapは、ただただ、“カンタン”をひたむきに追い求めてきた。それが、多くのファンに受け入れられて、この20年を迎えられた。そのScanSnapは、20年後もきっと、“It's a snap.”(カンタンさ!)と言われていることだろう。

20周年記念ScanSnap iX1600金沢箔モデル

20周年記念ScanSnap iX1600金沢箔モデル(非売品)

現在、20周年を記念した限定モデルのScanSnapが抽選で当たるキャンペーンを開催中です。(2021年8月31日まで)

以下のページから、ScanSnap 20周年を記念して作成された特別ムービーがご覧いただけます。

  • ScanSnapは、株式会社PFUの日本における登録商標です。
  • Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの商標です。
  • GoogleおよびGoogleロゴ、Android、Chrome OS、Chromebookは、Google LLCの商標または登録商標です。
  • その他の会社名、製品名などは、各社の商標または登録商標です。なお、本文中では、商標表示(®、TM)を付記していません。

※著作権の対象となる教材をスキャンし、授業の範囲で配布することは「授業目的公衆送信補償金制度」に"準ずる範囲"で権利者に個別の許諾を要することなく利用可能です。詳細は文化庁ホームページを参照ください。https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/92728101.html

SHARE